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2019年度の日本と世界の推定広告費の比較 ―先週のウェブマーケティング―

先週のウェブマーケティング日本経済新聞2019年2月8日朝刊13面「19年度の国内広告費は横ばいに」より、文字通り2019年度の広告費予測についてです。 

 

 

1.日本の広告費

日経広告研究所がまとめた2019年度の推定国内広告費は18年度と比べて横ばいで、去年とそれほど変わらないという結果になったようです。

理由としては、はやり
  1. 消費税の引き上げ
  2. 米中の貿易摩擦
という不安要素を受けて広告の出稿に慎重になっている企業が多いようですね。

 

しかし、このような状況のなかで、インターネット広告は7.6%成長を見込んでいるようです。

テレビ、新聞、雑誌、ラジオのいわゆるマス4媒体は合計で1.7%減であること考えると、やはりインターネット広告は不安な要素があっても、高成長を続けているようです。

 

2.世界の広告費

一方で国外にも目を向けてみると、「世界の広告費成長率予測」*1というものがあります。

 

上記の記事から、世界の広告費成長率は、2019年で3.8%になる見込みであることがわかります。

国別では、インドの10.6%、中国の7.0%、ロシアの6.9%といった国の成長が目立っており、新興国が世界の成長率をけん引している様子がうかがえます。

 

媒体別では、新聞、雑誌の下落が著しく、ともにマイナス7%を超える成長率となっています。その一方で、デジタル広告は12%成長、屋外広告(OOH)は4%の成長率となり、成長が見込まれていた媒体において予想通りの高成長を観測した結果となっています。

  

3.日本と世界の広告費

このように日本の広告費と世界の広告費を単純に並べてみると、日本では、広告費成長率がほぼ横ばい、つまりは0%あたりであることを考えると、世界の成長率は高く、日本の広告費はすでに成長しきってしまったようにも受け取れます。


しかし、2020年は東京オリンピックパラリンピックの開催もあることから、広告費成長率は2.4%となる見通しとされており、現在は一時的な踊り場である可能性も考えられます。

 

また、日本と世界の広告費成長率を媒体別で比べてみると、世界のデジタル広告費成長率が12%であるのに対して、日本では7.6%となっていることがわかります。

デジタル広告は高成長を維持していると言及されていましたが、世界の広告費と比べてみると、成長率には陰りがあるように見えます。

 

また、日本では、デジタル広告費は2017年まで4年連続で、2ケタ成長率を続けていましたが、先ほどの調査のように、2019年度は7%台と予想されています。以上を踏まえると、今後はデジタル広告費の伸びは緩やかになっていく可能性もあることがわかります。